労働安全衛生法改正による防護服見直し事例
2024年4月に労働安全衛生法が改正され、1年が経過しました。今回の改正では、化学物質管理のあり方が大きく見直され体制が強化されました。各事業所による自律的な管理への移行が進む中、現場では、リスクアセスメントが進められております。
今回はこのような状況の中で弊社化学防護服が新たに採用された事例をご紹介いたします。
今回の管理体制強化により、あるお取引先で改めてリスクアセスメントが行われました。同社は化学工場において複数個所での定期修繕作業現場があり、従来は一種類の防護服を採用し、現場でご使用されておりました。
各現場で使用される化学薬品また被液リスクのある物質について確認したところ、一部の化学薬品に対して採用している防護服の耐透過データがないことが判明致しました。
そこで弊社のもつ耐透過性のデータベースをご案内し、お使いの化学薬品に対して耐透過性のあるChemMax2®を選定され、サンプル評価いただきました。最終的な決め手は、高スペック過ぎず、価格面でも適切である点でした。
上位モデルの高い耐透過性を有する防護服の場合、価格も非常に高価で、また生地が分厚くなる分、暑くなりやすく作業性も低下します。以前のコラムでもご紹介いたしましたが、弊社ChemMax®シリーズでは他社が持っていないバランスの取れた耐化学薬品対応能力をもつChemMax®2がございます。
このように、今回の法改正により改めて管理体制を見直しされ、より現場の安全を確保するということのみならず、より現場に適合した、作業効率の高い製品を、再検討いただくきっかけになりました。
弊社セーフティープロテクションチームは、化学防護服に長年携わっており、その知識を持って現場の意見を伺いながら、お客様のニーズにお応えする製品をご紹介しております。ホームページではまだご紹介できていない、化学薬品防護製品もございます。
各現場で、「〇〇といった薬品を使用しているが、リスクアセスメントに十分対応できているか不安である」または、「今回の法改正をきっかけに一度現場の見直しを図りたいが、どのように進めたらよいかわからない」といったお声があれば、お気軽に弊社担当者へご相談ください。
