防護服と熱中症

以前、こちらのコラムでは被液災害のリスクを軽減する為の防護服をご紹介いたしました。これからの季節は、作業現場における熱中症のリスク軽減への対策も合わせて検討する時期になってくるかと思います。

熱中症は「高温多湿な環境で、体内の水分と塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体液の循環調節や体温調節など体内の調整が破綻するなどして発症する障害」です。

しかし、現場の状況を的確に把握し適切な予防対策を実施することで、未然に発症を防ぐことは十分に期待できるものなのです。                                作業現場では作業員の方々の安全を第一に考えることから、防護服や化学防護服を着用しての作業が必須となります。しかし防護服を着用すると、防護服の下は発汗により人体は高温多湿になり自ら体温調整をとることが困難となることから、熱中症のリスクは非常に高くなります。

防護服を着用する場合、熱中症対策がより重要となります。以下の点に留意し、作業をすることが必要となります。

【防護服の素材】

素材によっては通気性が悪く蒸れやすい物があります。作業現場の状況にもよりますが、通気性の高い素材を選択し、漏れを軽減することで熱中症を予防することができます。

【防護服の適切なサイズ】

防護服が身体に密着しすぎると熱を逃がしにくくする原因になります。適切なサイズの防護服を着用し、空気を循環させる様にすることが望ましいです。

【水分補給】

防護服を着用する場合、汗をかきやすく、水分が失われます。こまめに水分補給をし、脱水症状を防ぐことが重要です。また、冷たい飲み物は、体温を下げる補助ともなります。

【休憩】

過剰な熱ストレスを回避するために、適度な休憩は大切です。休憩中は防護服を脱ぎ体温を下げるようにすることをお勧めします。

【体温調節】

涼しい場所での作業が最も望ましいですが、作業の現場によっては、暑さを避けることのできない現場も多くあります。防護服を着用しながら体温を下げる補助をする熱中症対策商品もあり、このような商品を併用することで体温調節を可能にし、熱中症リスクを下げることができます。

 ベスト+保冷剤タイプ 

 ベストに保冷剤をセットし、作業服や防護服・化学防護服の下に着用するだけで体温を下げる効果があります。

 電動ファン付き作業服の着用制限がある現場(防爆エリアなど)においても快適にご使用頂けます。

 水冷服タイプ

 防護服の下に着用する専用インナーベスト。内側一面に装着しているチューブを通じて冷水が循環し体温を下げる効果があります。

原田産業㈱では、防護服を使用した環境化で作業される方々の熱中症リスクを軽減するため、製品を開発しております。

次回コラムでは、弊社商品をご紹介していきます。