化学防護服採用のポイント

~被液災害/化学反応による炎症災害防止現場で着用ポイント~

前回、化学防護服のコラムでは、毒性のある化学物質を取り扱う現場において、事業者は被液災害や化学反応による炎症災害のリスクを軽減するため、着用する化学防護服の生地が現場で使用する薬品に対し適切な耐薬品性能を有しているか知識を深め、現場に適した安全性の高さで化学防護服を選択することが非常に重要であることを配信いたしました。事業者はリスクアセスメントの努力・義務が不可欠である点から化学防護服を選択していくことが最も重要なポイントとなるのです。

今回は、防護服を選択するうえで安全性の次に採用のポイントとなる、動作性と快適性に着目し商品をご紹介します。当社が総代理店を務める米国Lakeland社が取り扱う化学防護服「ChemMax(ケムマックス) series」は優れた立体設計(Super-Bデザイン)を採用し、防護服の動作性の向上と快適性を追求しております。まずは動画で、この優れた立体設計(Super-Bデザイン)をご確認ください。

◆安全性能、作業性向上のポイント(Super-B style

当社が総代理店を務める米国Lakeland社の取り扱う化学防護服「ChemMax(ケムマックス) series」は最上級の快適を備えた作業着を目指し、人間工学に基づいた独自の立体縫製「Super-B style」を開発しました。これにより、作業時の安全性のみならず、動作性並びに快適性においても、作業時の効率向上につながると世界の現場において高い評価を得ています。

では、人間工学に基づいた独自の立体縫製「Super-B style」とはどんなものなのか、ご紹介いたします。

【立体縫製】

頭部:3枚の生地を立体縫製(3D構造)にする事でツッパリ感がなく且つフィット感のあるフードに仕上げています。

腕部:3D構造により作業時の曲げ伸ばしによる腕部のツッパリ感を軽減するとともに袖部分のずれ下がりを防止、手袋着用時の防護服と手袋の隙間が空きにくくなり安全性も向上します。

股下:ダイヤモンド型の立体設計にすることで、作業時の股下のツッパリ感を軽減し動きやすさを追求。

【ファスナー部分】

作業着を開閉するファナー部分にはグリップしやすい独自の持ち手(大きなリング)を採用。化学用手袋を着用したままファスナーの上げ下げをしやすく、使いやすさを追求しています。

【膝部分】

膝下から裾部分の生地を2重構造にし耐久性を高める事で膝をついての作業における生地破損リスクを軽減し安全性を向上。これにより薬品の侵入防止・被液災害リスクを低減に繋がります。

【首周り】

首周りは二重構造のハイネック仕様になっており、内側外側共に顎のラインまでしっかりカバーし、何れもファスナーを採用しています。これにより外部からの侵入を防ぐ高い効果が得られます。

                                                                                     

       

”Be Safe Be Comfort” “安全に快適に”をコンセプトに安全・快適な製品提供に貢献し続けます。                                           ※「SUPEER B」をクリックいただくと、化学防護服ラインナップがご確認いただけます。

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*これらの化学防護服に加え、暑さ対策のオプション機能を備えた商品もございます。詳細はお問い合わせください。